カンブリア宮殿で紹介
●客も従業員も大切にする日高屋
村一番の貧乏だった日高屋 会長:神田正
彼は、どうしてもしたくてラーメンを始めたわけではない
パチプロで生計を立てていた頃、
「そんことやってもしょうがないからラーメン屋の出前持ちでもやれ」
と友人に勧められたのがキッカケ
少しやってみると炒飯や餃子など自分の賄いが作れるようにハードルが低かった
朝ツケで仕入れてきて、夜になると全部現金になる
早過ぎるキャッシュフローがを知り面白く感じた
1973年、32歳の時 大宮駅前に1号店を開業させ大繁盛させる
屋号は来来軒
2年後、2号店を開業させると、また繁盛した
勢いに乗った神田は大宮を中心に店舗を増やす
そんな神田を創業時から支えたのが、実の弟:功と義理の弟:高橋均
こうして大宮からスタートした日高屋は、京浜東北線の沿線に出店を重ね、
20年かけて東京の中心部に進出
今では首都圏240もの駅前に店を持つ一大チェーンに成長
社用車はなく、東証一部に上場した際も地下鉄で赴いたという
本社のオフィスは賃貸「本社はお金を生まない。店にお金をかけるのはいいけど」
首都圏に325店舗展開する日高屋、そのほとんどが直営店
そこで働く社員は617人、採用条件は一切問わない
●従業員を大事にする日高屋
出世の道も平等に開かれている
幼い時に母を亡くし中学まで施設で育った丸山鉄夫は15歳で日高屋に入社
店の2階に住み込みながら働き、事あるごとに神田に目をかけてもらったという
働きぶりが認められ今では渋谷区 港区エリアを統括する幹部社員に出世
社員だけでなく6600人いるパートやアルバイトも大事にしている
日高屋では感謝の意味を込めてフレンド社員と呼んでいる
フレンド社員は洗い物や接客だけではない
やる気があればどんな仕事も任せてもらえる
さらに年2回のボーナスも支給
人手不足に悩む飲食業界、その離職率は30%になるが、日高屋は11.1%と圧倒的に低い
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