ありえへん∞世界で紹介
●世界一物価が高い独裁国家:アンゴラ共和国
16世紀から約500年間 ポルトガルに植民地として支配された
1961年、ポルトガルと独立戦争に突入
14年に及ぶ激しい戦いの末、1975年にアンゴラは独立
しかしダイヤモンド鉱山の資金を基に3つの政治勢力が政権を奪い合う内戦に突入
1500万個の地雷が埋められた
この内戦で命を奪われた人々の数は360万人
内戦は27年間も続き、全てが破壊しつくされた
2002年、内戦を終結させたのが、ドス・サントス大統領
1979年に大統領に就任して以来、35年に渡り大統領として君臨
●真っ白な街と白衣を着た学生
戦争で家を失った人々の為に真っ白な団地:キランバを建設
大統領によって学生は白衣を着る事を義務付けられている
スポンサーリンク
●2013年 物価の高い都市ランキング
1位:ルアンダ(アンゴラ) 2位:モスクワ(ロシア) 3位:東京(日本)
アンゴラにある激安スーパーの商品の値段は、
食パンが2931円、ハム:1016円、白菜:1444円、パプリカ:1533円
きゅうり1本:720円、マッシュルーム:1150円、ヨーグルト:1199円
ノート1冊:2150円、マジック1本:1465円、ゴミ箱:6955円
ケンタッキーフライドチキンの一番安い「チキンフィレサンドセット」1340円
「チキン21個入りバスケット」5790円
中流家庭が住む2DKの一か月の家賃は55万円
・職業別の給料
弁護士:120万円、医師:100万円、教授:80万円、銀行員:60万円
長く続いた内戦のせいで生産能力がなくなり、ほぼ全ての商品が外国からの輸入品
価格の高い品物を購入できるのは国民全体の60%
残りの40%の人々は物が高すぎてまともな暮らしができていない
その月収は5万円程度、闇市場で質の悪い品物を買って生活している
・田舎のおばさんは火がついている方からタバコを吸う
フィルターを通すと煙が弱くなるとの理由らしい
・アンゴラヤギの毛
毛糸の中で最も美しい光沢をもつモヘア糸になる
肌触りの良さから高級ブランドやテディベアの素材にも使われている
・バオバブの実
実に水を加えるとカルプスソーダのような味に
・小学校の授業料は全て無料
問題に正解したらクラス全員で手を叩いて褒める
下校→1人ずつ順番に教室を出なくてはならない
・小学校の留年システム
小学校4年生から成績が悪ければ留年する
●国民的スープ:フェジョン
牛肉、ホウレン草、キャベツ、トマトなどを細かくカット
柔らかく煮たカタリーナ豆をペースト状に
ペーストを溶いた水に野菜と牛肉を入れ、20分ほど煮込む
最後に細めのスパゲティを細かく割って入れて完成
スポンサーリンク
コメント