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●美のカリスマ:佐伯チズが送った地獄の半生
1943年、中国の満州で生まれた佐伯チズ
終戦と共に家族は命からがら日本へ帰国
その直後、父親が愛人と駆け落ち、チズと母を残し姿を消した
残された母はチズを育てるため、闇米の取引で生計を立てた
そしてチズが9歳のなった時、母親も取引先の男と駆け落ち、祖母に預けられた
暗く孤独な少女時代を過ごした
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1963年、カメラの製造技師だった佐伯有教と出会う
美容サロンの就職の相談したのが、出会いのキッカケだった
チズの全てを愛してくれる理想の男性だった
何よりも彼女の美しさをいつも褒めてくれた
1967年、24歳の時に佐伯有教と結婚
夫との結婚生活は理想的
結婚から3年、27歳の時、妊娠して2ヵ月のチズは仕事中 突然倒れ大量出血、流産した
検査の結果、チズは妊娠しても子供が産みづらい体だったと知った
さらにチズが33歳…家の喚起をしようとした時、
扉を開けた瞬間、突風が吹き、凄まじい勢いで扉が閉まった
ドアに挟まれ左手中指切断
何とか接合手術は成功したものの後遺症で指先に麻痺が残った
夫は「どんな傷があっても君の手は綺麗だよ」と慰めた
1983年 チズ40歳の時、夫が通勤中の電車内で体調不良を訴える
「旦那さんの病名は末期の肺ガンです」と診断された
手術で切除する事は不可能なほど、すい臓にも転移が進んでいた
ガンはすぐ脳にまで転移、チズは夫が弱っていくのを見守るしかなかった
告知から1年半、1984年5月1日、佐伯有教さん死去
再び天涯孤独となった佐伯チズ
その為、異常すぎる引きこもり生活に
帰ってくるはずのない夫の名を叫ぶ日々
着ているのは夫のパジャマ
チズは深い喪失感で心が壊れた
夫の遺骨が入った骨壺を取り出し、そして夫の骨を食べた
夫を全て私の体の中に入れよう、そう思った
そんな引きこもり生活は1年以上も続いた
その結果、かつては豊かで黒かった髪が43歳にして全て白髪に
まるで老婆のような顔
鏡で自分の顔を見たチズは、夫の愛した顔に戻りたい、とキレイになる事を決意
まず始めたのは、かつて夫が喜んでくれたマッサージ
チズは自らの肌に毎晩マッサージを続けた
さらに当時は珍しかったローションパックを試した
1年後、佐伯チズは美肌を取り戻す
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