ヒルナンデス!で紹介
●安くて新鮮な鮮魚専門店:角上魚類の人気のヒミツ
首都圏を中心に22店舗を展開、2013年の売り上げは260億円
角上魚類といえばスーパー並みの広い店舗が特徴
昭和49年、新潟県長岡市で開業
昭和60年、関越自動車道が全線開通したのキッカケに関東へチェーン展開を開始
1年に1店舗ずつ増やして現在22店舗
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●店内は端から端まで見渡せるように作られている
見やすいように棚の高さを成人女性の肩の高さまでに制限している
●鮮魚コーナーには定番の魚が場合がある
例えば、アジの漁師は満月の夜は縁起が悪いという慣習があり漁に出ない場合があり、
市場でアジが高値になる事がある
角上魚類では無理して高い魚を仕入れない
通常、スーパーマーケットなどでは
売れ筋商品であるアジなどの定番の魚は多少高くても仕入れる
たとえ客に馴染みのない魚でも安くて美味しい魚であれば積極的に仕入れる
●魚は頼めば塩焼きにしてくれる
大きさに関係なく1尾50円で塩焼きにしてくれる
1尾2000円以上の魚は無料
鮮魚コーナーの魚は無料でさばいてくれる
様々な調理法に合わせて要望通りにさばいてくれる
調理スペースは店舗面積の3割をしめる
魚の知識が豊富なエキスパート:親切係が店舗に待機
●マグロは たくさんの種類は仕入れないというルールがある
2~3種類のマグロしか仕入れない
種類によって旬の時期や値段の相場が違う
その日、厳選したマグロしか置かないのがこだわり
好みの魚を選んで刺身の盛り合わせも作れる
●ザル盛りの魚は1皿500円以下というルールがある
ザル盛りのお買い得感を大事にしている
パックのおつまみは300円前後で販売
●新鮮な魚でも惣菜にして販売する
スーパーマーケットなどでは刺し身用と惣菜用に分けて魚を仕入れる店が多い
角上魚類では刺身でも食べられる鮮魚を惜しげもなく惣菜に
大量の魚を仕入れる角上魚類だからできること
仕入れた魚は絶対に売り切る
店長は過去の販売データや経験から その日の売れ行きなどを分析
売り切れないと判断した場合、鮮魚を惣菜や刺身の盛り合わせや
寿司に加えるなどして売り切る工夫をしている
・魚の廃棄率
スーパーマーケットなど平均8.1%に対して、角上魚類は0.03%
●店長はCCDカメラでその日の売れ行きをチェックしている
店舗の天井に付けられたカメラの映像でその日の売れ行きをチェックしている
店長は客の入りや商品の不足をチェック
他店の映像までチェックができ、売れている商品がチェックできる
●ほとんどチラシは配らない
角上魚類はいつでも安くて美味しい魚を仕入れているので広告に頼らなくても集客できる
その代わりに客が無料で登録できるメールマガジンで特売をお知らせしている
●全店舗でパートにもボーナスが出る
お客様の為に質の良い仕事をしていただくために
ボーナスが年2回、社員同様の金額が支給される
人によって支給額は異なるが、少ない人でも20万円は超える
21年前、社長が提案した制度
「どんな活きのいい魚でも それを売る人間の活きが悪かったら魚の活きも悪く見える」
角上魚類では包丁を握って魚をさばける事や、
優れた能力に応じて正社員パートに関わらず給料もアップしていく
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