たけしのニッポンのミカタで紹介
●青果店から消えたプリンスメロン
1960年ころまで日本にあったのは、
贈答用や高級ホテルのデザートに使われる網目模様のメロンだけだった
そんな時代に登場したのが網目のないプリンスメロン
1962年、サカタのタネがプリンスメロンを開発
その実はどんなメロンよりも香りが強く糖度も高かった
昭和46年の市場の取引価格でマスクメロンが7000円に対し、
プリンスメロンは60円程度という安さ
1964年、東京オリンピックが開催された時代、
メロンが庶民の食卓にものぼるように
現在、プリンスメロンは絶滅の危機に瀕している
全国農業協同組合連合会が把握している栽培面積は25ヘクタールしかない
ピーク時は1670ヘクタールもあった
1977年、網目があってより高級感のある新たに開発されたアンデスメロンに取って代わられた
名前の由来は、栽培しやすく値段も手ごろなので「安心ですメロン」
庶民の手にの届く初めての網目メロンだった
メロンはその後も改良が重ねられ、
安くて高級感あふれる品種が次々と生み出された
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