ソロモン流で紹介
●“なっちゃん”のイメージに翻弄された女優:田中麗奈
1980年、福岡県久留米市に生まれる
両院と兄1人の家庭で育った少女は、
中山美穂に憧れ、5歳の頃から東京で女優になるのが夢だった
中学生になると芸能界への憧れがさらに強くなり、
自然豊かな地元にいる自分に憤りを感じていた
こんな田舎じゃ女優になれない!見るに見かねた両親は九州での活動を勧める
高校に入る頃にはいくつものローカルCMの仕事が増えていき、地元ではすっかり有名に
しかし満足していなかった そんなある日、オーディションの話が来た
その内容は、一人でストーリーを作って演じてください、全くできなかった
最期に何か一言 叫んでください、と言われ、「仕事くれ!」と叫んだ
映画「がんばっていきまっしょい」、この映画で主演デビュー
その演技は高く評価され、日本アカデミー賞 新人俳優賞など多数受賞
1999年、高校卒業した田中は上京
上京してすぐ、CM「なっちゃん」のおかげで田中はすでに有名人だった
それが逆に彼女を悩まし続けた
自分の名前よりも「なっちゃん」が知られている状況
「みんな“なっちゃん”と仕事しようとしているんだなぁという気持ちがあった」
現実とイメージの間で悩む日々
思い通りにならない恋人にヤキモチする女性を演じた「東京マリーゴールド」
世間のイメージから逃れようともがく自身の姿と重なった
芝居の1つの人物像である“なっちゃん”に命を入れることが出来たんだなぁ
女優として歩んでいる感覚になれた
この映画に出会い、ぼんやりと答えが見つかり悩みが徐々に薄れていった
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