スポーツ伝説…光と影で紹介
プリンセス・メグ:栗原恵 パワフル・カナ:大山加奈
全日本で活躍した2人は共に19歳の同い年
メグカナは仲良しコンビとして世間の注目を浴びた
「ギクシャクしていたのは確かだったのでプライベートで遊びに行くことはなかった」と栗原
「私のこと嫌いなのかな?と思ったことはあります」と大山
●バレー界のメグカナの確執
身長175㎝あった大山は小学生の頃からスター選手だった
東京の名門クラブで全国優勝を果たした
一方、瀬田内海に浮かぶ広島県能美島出身の栗原
身長は大山と同じくらいだが、全国的な実績はなかった
出会いは中学生の時
有望な選手たちが集められる選抜合宿で意気投合した2人は仲の良い友達になった
しかし栗原は小学生の時から実績を積んでいた大山を格上の存在として意識していた
2人が高校3年生になッた2003年、揃って日本代表に選出
強い絆で結ばれた2人はワールドカップに揃ってエースアタッカーとして出場
栗原と大山の加入でワールドカップは5位に躍進
2人はその立役者としてメグカナと呼ばれ、アイドル的な話題を呼んだ
マスコミはメグカナを連日のように取り上げた
2人は本心とは裏腹にライバルとして描かれるように
記者の質問は互いを比較するものばかり
常に比較されてしまう、そんな日々の積み重ねに2人の絆が軋み始めていく
やがて2人は互いを意識するあまり、いつしか距離を置くようになり会話がなくなっていった
そんな頃、レシーブに難があったカナは徐々にスタメンから外されることが増え始めた
一方メグはエースとしてのポジションを確立していく
2人は溝をかかえながら2004年、2大会ぶりにアテネ五輪の出場を果たした
カナは2010年、26歳で引退
一方、メグは今もVリーグで活躍している
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