世界一受けたい授業で太宰治の名言を紹介した武田鉄矢
●♪贈る言葉の“人は悲しみが多いほど人には優しくできるのだから”は太宰治の言葉
“人の横に憂いを立てて優しいと読む いいかい
人間は心に悲しみ憂いがあるから人にやさしくできるんだ
そういう人の事を「優れている」とも読む”
この太宰の言葉に感銘を受けた武田は、
海援隊の代表曲「♪贈る言葉」の歌詞に忍ばせた事を告白した
♪人は悲しみが多いほど人には優しくできるのだから
●贈る言葉は元々 失恋ソングだった
伝説の喫茶店:照和の近くで生まれた海援隊の名曲
武田が22歳の時、ウメダさんという女性と6ヵ月間 交際
生まれて初めてキスをした女性だったが、フラれてしまう
照和の前でウメダさんの手を握り締めて「俺ば捨てんで!」と叫んだ
するとウメダさんが低い声で「女々しか」
それでも武田が手を離さなかったので、「大きい声出すよ」と言い
手を振りほどかれウメダさんは去っていった
そんなフラれた彼女への未練を歌詞にして名曲は生まれた
“暮れなずむ町の光と影の中 去りゆく あなたへ贈る言葉”
あなた=ウメダさん
今では卒業ソングの定番となった「贈る言葉」だが、元々 武田の失恋の歌だった
スポンサーリンク
コメント