夢の扉+で紹介
●世界で初めて眠りをコントロールする脳内物質を発見した柳沢正史
テキサス大学 筑波大学 教授:柳沢正史
時と場所を選ばず居眠りを1日に何度も繰り返すナルコレプシー
患者の数は全世界で350万人、日本にも20万人の患者がいる
120年もの間、解明されていないナルコレプシー
眠りには、脳が休息するノンレム睡眠、脳が活動状態のレム睡眠のがある
本来、眠りのリズムは、覚醒→ノンレム睡眠→レム睡眠に入るが、
ナルコレプシー患者は覚醒からいきなりレム睡眠に入ってしまう
脳と深く関わる眠り…柳沢は眠りの謎を解く鍵は脳内物質と考えた
3年の歳月を経て、その脳内物質:オレキシンを発見した
オレキシンは眠りをコントロールする脳内物質
人が障害に分泌する量はごくわずか
これが足らないとナルコレプシーを引き起こす
オレキシンを何らかの形でナルコレプシー患者に、
投与することが出来れば治すことが出来る
オレキシンの語源はギリシャ語のオレキシス、食欲を意味する
●オレキシンと睡眠の関係
人は昼間や空腹時、脳内にオレキシンが分泌され目を覚ます
夜や満腹の時には分泌量が減少、これが眠りの合図になる
ナルコレプシーの患者はオレキシンが極端に少ないと言う事を突き止めた
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