●好き嫌いを決める脳のメカニズム
ステファニー・カシオッポ博士(シカゴ大学 認知・社会神経科学センター)によると、
好き嫌いは相手を見た瞬間に脳が判断している
128個の電極を使い脳波を測定するEEC(脳波計)で実験
モニターに映し出される男性を見て、魅力的だと思ったらイエスのボタン、
魅力的だと思わなかったらノーのボタンを押し、異性を判断する脳の活動を調べる
2008年、この実験でカシオッポ博士は脳が好き嫌いを決めるメカニズムを発見した
好きと脳が判断した時、脳の各回付近が活性化する
各回を含むエリアは過去の経験で得た認識やイメージ、好きや嫌いを管理する脳の領域
脳は写真を見た瞬間、自分の過去のデータに即座にアクセスし、好きか嫌いかを判断
好きだという判断情報は0.5秒で脳内を駆け巡る
その後、ボタンを押すという意思表示へと伝わる
●好きか嫌いかは過去の経験から、ある程度脳の中ですでに決まっている
脳は本人が考える遥か前に好きか嫌いかを決めている
●男性は恋をすると視覚を活発に働かせる傾向がある
女性が健康な赤ちゃんを産むかなどを見極めている、と言われている
●女性は恋をすると記憶が活発になる傾向がある
将来、男性が良い夫、良い父親になるかを判断するために、
相手の行動や考え方など記憶しておくため、と言われている
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