所さんの学校じゃ教えてくれないそこんトコロ!で紹介
都内最多の軒数を誇るそば屋:長寿庵
23区を中心に店を構え、その数106軒
136年前、1877年に開店した品川の長寿庵が総本家
看板メニューは「焼き鴨葱そば」1200円
実は長寿庵の名は登録商標
この看板を掲げるためには長寿庵の系列内で10年の修行が必要とされる
一度、のれん分けされればメニューや内装はもちろん、そばやつゆの作り方まで店主が自由に変えても良いという
そのため長寿庵は同じ看板を背負っていても店主の個性が表れる
この店には長寿庵の系統図がある
それぞれの店がいつどこでのれん分けをしたのか?詳しく書かれている
店主の出身地によって采女会(東京)、四之橋会(石川)、
実成会(新潟)、十日会(愛知&岩手)と4つの会派に分かれる
ある地方出身者が東京の長寿庵で成功を収めると、
同郷の若者たちが続々と上京し修行、その後独立
こうして同郷の人が結びつく事で自然と4つの会派が生まれ、店舗もどんどん増えていった
長寿庵が都内最大のそば屋に成長した秘密
●長寿庵の元祖
今も続く店舗としては最も古い長寿庵 総本家
しかし、長寿庵の総本家は、それよりもはるか昔、1702年に創業していた
創業家の店は昭和20年の空襲により閉店
その後300年に渡り掲げてきた長寿庵の看板は、のれん分けされた人々によって守られてきた
永池山 長念寺にある創業家の墓は、のれん分けされた店主たちの聖地となっている
ちなみに1702年は赤穂浪士の討ち入りの年
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