茶色の海に囲まれる火山島：硫黄島

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●茶色の海に囲まれる火山島：硫黄島

鹿児島市の南 約100kmにある硫黄島

薩摩半島と屋久島の間にある

海底から鉄分の強い温泉が湧き出てサビ鉄色に海が染まっている

島の面積の大半を占める硫黄岳の噴火口からは亜硫酸ガス常に出続けていて、

その影響から山頂には常に雲が浮かんでいる

この亜硫酸ガスは鉄製のモノをありえない速さで錆びつかせてしまう

硫黄島の人口は117人（60世帯）

島には飲食店が1軒もないため、食料などの生活必需品は鹿児島市内の生協で購入して搬送

●島民の数より多い野生化したクジャク

その数は約200羽

突然変異の白クジャクは1日2回見ると幸せになる「幸運のクジャク」と呼ばれている

バブル時代にリゾートホテルが島に連れ込んだクジャク

亜硫酸ガスが災いし、クジャクを囲っていた金網が錆びて脱走

その後、リゾートホテルが撤退し野生化した

●温泉マニアが死ぬまでに一度は入りたい絶景温泉

硫黄島の秘湯：東温泉

風呂の5m先には大海原

泉質は酸性度が強く長時間は入ると肌がピリピリする

●島民の20%が移住者

移住者が多いのには、移住し条件を満たすと受けられる特典がある

硫黄島では農業や水産業などの仕事に従事する移住者には最長3年間、村から助成金がでる

1人世帯で月8万5000円以内、2人世帯で月10万円以内、第1子には＋2万円、第2子からは＋1万円

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