100秒博士アカデミーで紹介
国土交通省の発表では日本人が自動車交通による渋滞などで無駄にした時間は年間で40時間
渋滞学博士:西成活裕によると
●アリの生態をヒントにした渋滞解消法
アリは地面にフェロモンを落とす事でコミュニケーションをとり、隊列を整えている
そして前との距離が詰まってくるとフェロモンの濃度が上昇
すると後ろのアリはそれを合図にスピードを落とす
それによりアリは絶対に渋滞しない
自動車も、混んでも車間距離を開ければ渋滞を解消できるのでは?と博士は考えた
混んでも車間距離をあける仮説の下、シミュレーションを実施
すると理想的な走り方が導き出された
それが、混んできても車間距離40m以上キープすれば渋滞は発生しない、というもの
さらに博士の研究は自動車の渋滞だけでなく人の渋滞にも及ぶ
●渋滞をなくすには さとうきび畑「♪ざわわ~ざわわ~」を流す
渋滞に巻き込まれた時に我先に急ぎがち
そんな時こそ「急がば回れ」の精神
これは単なることわざではない、これは科学的に証明された事
何の実験か知らない学生がサークルを周回する実験を行った
メトロノームでリズムを刻むと、刻まないときとでは流れるスピードが速くなった
そのリズムは1分間に70カウントが理想的と分かってきた
●踏み切りの一時停止は不要
踏み切りの一時停止をしているのは日本と韓国だけ
世界では法律で止まらない方が安全と解釈されている
一時停止を止めると同じ時間で2倍の車が通過でき、経済効果は1800億円
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