夢の扉+で紹介
●第4のがん治療:テーラーメイド ペプチドワクチン
ガンの治療といえば摘出手術、放射線、抗がん剤の3つ
全く新しい第4のガン治療を生んだ久留米大学の名医:伊東恭悟
4本の注射を肩と首に2本ずつ打つ、その間 5分
抗がん剤のような副作用はない
患者は日帰りが出来るうえに、通常の日常生活を送れる
・久留米大学がんワクチンセンター
本来体がもつ免疫力を高める治療なので患者への負担が少なくて済む
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●ガンを治療するワクチンのメカニズム
人間の体にはがんを攻撃するキラーT細胞がある
だが40代以降、徐々にその攻撃力が落ちてしまい、がんが増殖する
そこで伊東が注目したのが、がん細胞が持つペプチドという目印
このペプチドを使ったワクチンを投与
するとキラーT細胞が大量にやって来たと勘違いし、仲間を増やす
結果、ペプチドを持つがん細胞に一斉攻撃する事になる
がん細胞は個人個人、その形状は千差万別
そのため1種類のワクチンではとても対応ができない
そこで伊東が開発したのが31種類ものワクチン
この全種類を解析マシーンにかけて、どのワクチンが患者に有効か事前に調べあげる
こうして患者に効く4つのワクチンを選び出し、同時に注射する
それをテーラーメイド ペプチドワクチンと名付けた
死亡率が高いすい臓がんでも、抗がん剤とワクチンを併用する事で、がんを縮小させることに成功している
●課題は抗がん剤の影響で体力、免疫力が著しく低下していると治療できない
いまだ臨床試験中の為、保険がきかなく完全自費診療となる
1クール(6~8回):70万円
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