有吉弘行のダレトクで紹介
世にはびこるデマを撲滅する
●クロロホルムを嗅ぐと一瞬で気絶する、はデマ
映画やサスペンスドラマなどでは良く目にするクロロホルムを嗅がされ気絶するシーン
慈恵大学病院 麻酔科:近藤一郎 准教授によると
クロロホルムを嗅いで一瞬で気絶する事は絶対にありえない
実際は大量のクロロホルムを染み込ませた布を女性の口に当て、
その女性が協力的にゆっくり大きく何度も深呼吸、5分間くらい続けないと意識を失わない
クロロホルムはパンチの効いたシンナーのような鼻に突き抜ける刺激臭
吸い続ける事は不可能に近い
●クロロホルムで気絶するシーンが定着したワケ
1847年、イギリスの医師によって麻酔薬として使われたクロロホルム
ヴィクトリア女王の出産に使われ世間に広まった
しかし現在は人体への悪影響から医療現場では全く使われていない
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