あのニュースで得する人 損する人で紹介
近年の不況などにより社員に自主退職をさせるため、
会社に存在すると云う追い出し部屋
東京法律事務所：水口洋介によると「退職強要する会社は大企業でさえ増えている」
●会社の中の牢獄「追い出し部屋」の実態
実際に追い出し部屋に異動させられた鈴木さんの証言によると…
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・与えられた仕事部屋は地下の倉庫
鈴木さんが現在の会社に転職してきたのは3年前
以前の会社でも営業を経験、この会社でも営業を任された
本人曰く「営業成績も悪くなく人間関係も問題はなかった」
事態が急転したのは入社から1年半が経ったある日の事…
部長からの突然の呼び出し「来期、いや来月から君の活躍する場所はなくなります」
すこで勧められたのは明らかに自主退職
「来月から管理部に異動してもらいます」と異動の命令
業務命令ならば会社として従うしかなく営業から管理部へ異動
「ここへ行け」と告げられ向かった仕事場は本来の管理部とは全く別の場所だった
その場所は地下2階…鉄の扉を開けると窓ひとつなく暗い牢獄のような部屋
無造作に積まれた無数の段ボール、その中にポツンとデスクがある
鈴木さんに命じられた業務内容は、廃棄原稿のデータ化や分別作業
来る日も廃棄原稿と向き合う終わりなき日々が始まった
東京法律事務所：水口洋介によると「日本では労働基準法などで解雇には合理的な理由が必要。追い出し部屋に入れるのは解雇すれば裁判で会社が負けるリスクが高い。敗訴するリスクを避けるために、追い出し部屋に入れて嫌がらせをして労働者から自主的に退職をすると言わせるために追い出し部屋を作っている」
・妻に内緒で仕事を続ける
パソコンにひたすら文字を打ち込む作業を繰り返して、腕は腱鞘炎に
ストレスによって1週間で体重が8㎏も減少
それでも妻に本当のことを言えない理由が…この時、妻は2人目の子を妊娠
家族のことを想うと職場の現状を打ち明けれらなかった
東京法律事務所：水口洋介によると「追い出し部屋に入れられて退職してしまう人の特徴は、真面目、会社に従順、家族想い、1人で抱え込んでしまって心で折れて退職してしまう、どちらかというと心の優しい人が多い」
・給料は以前の4割減
追い出し部屋に入れられた後、鈴木さんの給料は、前の部署にいた時に比べ4割減った
妻には「会社の業績が落ちたため」と説明していたが、
もうこれ以上一人で悩みを抱え続けるのは限界…
追い込まれた鈴木さんは追い出し部屋に入れられてから半年後、、妻に真実を打ち明けた
東京法律事務所：水口洋介によると「会社は無理やり退職させることは出来ない。会社がプレッシャーをかければ自ら辞めるであろうという、真面目で従順、周りとうまく付き合う、周りから嫌われない人がターゲットにされやすい」
●絶対に自分から退職するとは言わない
多くの男性はプライドから「辞める」と言いがち、「やはり残りたい」と思っても1度言うと決して取り消せない
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