夢の扉+で紹介
●疲労の原因とは?
多くの人の妊娠期は、疲労の原因は乳酸
“乳酸が疲労の原因物質”は間違った都市伝説
大阪市立大学医学部付属病院には疲労を専門とする外来がある
慢性的な疲労はうつ病と誤診されやすく、様々な病院を渡り歩いた末、
この病院に辿り着く患者は少なくない
・渡辺恭良 医学博士
感覚頼りだった疲れを数値化する疲労時計
「疲労時計で測定し、異常な人には強制的に休みを取ってもらう仕組みを作っていけば過労死を減らす事が出来る」
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●乳酸と疲労の意外な関係
渡辺恭良いわく「むしろ乳酸は疲労回復を早める物質」
筋肉を動かすエネルギーを使えば使うほど増えていく乳酸
この乳酸は壊れた筋肉を修復し、疲労を回復させる効果がある
疲労の原因=乳酸という常識が覆された
●疲労の原因は活性酸素
人は食べ物と酸素からエネルギーを作る
体に入った酸素のうち、数%が活性酸素になる
この活性酸素は体内の細菌を退治してくれる一方で
人間がオーバーワークになると大量に増え、正常な細胞も傷つけてしまう
この傷ついた細胞が修復されないまま蓄積されている状態が「疲労」
こうして渡辺は疲れの原因は乳酸という定説を覆し、活性酸素による疲労のメカニズムを解明
●疲労を回復させる物質:イミダペプチド
国や企業から集めた30億円という莫大な予算でプロジェクトを立ち上げる
それは疲労回復物質の比較実験
タウリン、オルニチン、クエン酸など
疲労を回復すると言われているありとあらゆる物質の効果を徹底的に分析し比較
結果、断トツで疲労を回復させる物質を突き止めた
通称:イミダペプチド
通常の疲労回復物質はまんべんなく体内に行き渡るのに対し、
イミダペプチドは疲労の溜まりやすい場所にピンポイントで作用し効率よく疲労を回復してくれる
イミダペプチドを1日200㎎摂取し続ければ疲労の回復に効果があることが渡辺の研究で証明された
●イミダペプチドが豊富な食材
イミダペプチドは魚類や鳥類の筋肉に多く含まれている
一生泳ぎ続けるマグロの尾びれ、最長2万キロもの距離を移動する渡り鳥がその代表
マグロ:1日80g、もしくは鶏の胸肉:1日100g食べれば疲労回復に効果的だという
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