ありえへん∞世界で紹介
●独裁国家トルクメニスタンの実態
カスピ海に面した中央アジアに位置
国土面積は日本の1.5倍、人口は520万人
1991年にソ連から独立したばかり
現在、ベルディムハメドフ大統領が行う独裁政権下にある
大統領個人への崇拝を基にしたその独裁政治から「中央アジアの北朝鮮」と呼ばれる
世界報道自由度ランキングでは、北朝鮮に次ぐワースト3位
1位:エリトニア 2位:北朝鮮 3位:トルクメニスタン
報道規制の厳しさから実情が他国に流れる事のない謎の国
トルクメニスタンに行くには国から招待を受けて観光ビザを取得する必要がある
個人での取得は実質取得不可能
中央アジアを得意とする旅行会社に手続きを依頼するしかない
街での観光写真やビデオ撮影が一切禁止されている
首都アシュガバッドは驚くほど整備されている
街の中は不気味なほど白く無機質な建物で統一されている
大統領の好みで首都を白い街にする計画が実施されている
さらに道路にはゴミ一つ落ちていない
街では異常な数の清掃員たちが清掃、至る所に現大統領の写真が飾られている
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●衛星アンテナ普及率が世界一
衛星アンテナ普及率が世界一と言われている
国内のテレビ番組は、軍人がひたすら後進している番組や、
真顔の子供が遊ぶだけの番組など、国内番組の人気がないため、
海外のテレビ番組を受信視聴している
●3日間続く結婚式
子供にド派手な結婚式をあげさせることがトルクメニスタン国民の最大の贅沢とされている
親戚はもちろん、会社の同僚、友人やその友人まで、結婚式を祝う人数が多いほど、縁起が良いとされている
結婚式は最低3日間行われる
前夜祭が終わると新郎は親族たちと車で花嫁を迎えに行く
花嫁は重さ40㎏以上の民族衣装を着て顔を隠したまま新郎の元へ
新婦を連れて再び新郎の家へ戻る
3日目にようやく結婚式の本番が行われる
老若男女問わず、ひたすら踊り続けて祝福する
●燃え続ける地獄の門
絶景として世界的に有名なのが「地獄の門」と呼ばれる砂漠のど真ん中に空いた大穴
地質調査中に事故が起き、穴が空いて天然ガスが噴出
その天然ガスに引火し、永遠に燃え続ける事に
●トルクメニスタン発祥のピラフ
羊の肉を油で炒め、ニンジンと玉ねぎを入れ10分炒める
最期に米を加え、15分蒸して完成するのはピラフ
ピラフはプロフと呼ばれるトルクメニスタン発祥のグルメ
ちなみにメロンを世界で初めて食べたのはトルクメニスタン人と言われている
●国民が優遇される秘密
トルクメニスタンは電気・ガス・水道が無料
夜になると朝まで町の街灯は点けっぱなし
ガソリンは1ヵ月あたり120リットルが無料
高校まで教育費完全無料
試験を受け入学すれば大学も学費無料で必ず奨学金が貰える
子供を8人以上産むとエリートハウスと呼ばれる高級マンションが無料で提供される
その資金の出処は豊富に埋蔵された石油や天然ガス
それらの資金を大統領は独占せず、国民へ還元している
国民を尊重する大統領の政策には国民性が大きく関係していると言われている
トルクメニスタン人は何より家族を大切にする国民
夕食は家族一緒に食べるという習慣があり夜になると街から人がいなくなる
そして貯めたお金を子供の結婚式に使う
国民は皆家族という大統領の考えが潤沢な資金を国民全員に還元する政策のもとになっている
●馬省の実態
トルクメニスタンは馬が大好きな国家
国家を象徴する国章にも馬が描かれている
馬省には馬の育成施設や立派な競馬場なども備えられ、
大統領が必ず1位になる大統領レースも定期開催
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