所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!で紹介
キリン食生活文化研究所の調べによると
麦茶は夏に良く飲むソフトドリンク第1位
●日本人が夏に麦茶をよく飲むワケ
麦茶の材料は大麦
乾燥させた大麦を直径1mはある大窯で竹ほうきを使い、炒っていく
麦茶作りはひたすら炒る
炒り上がった大麦は真っ黒
それを少し冷ましてから、ふるいにかければ香ばしい麦茶の完成
平安時代の貴族は炒った麦をすり潰して粉にした麦こがしをお湯に溶かし、麦湯として飲んだ
これが麦茶の元祖
江戸時代になると麦湯を飲ませる麦湯店登場
値段は1杯4文(約40円)で大流行、夏の風物詩にもなっていたと云う
麦茶の原料となる大麦の収穫は6月
麦茶は夏が旬の飲み物だった
ちなみに麦茶に一番適していると思われているのが六条大麦
六条大麦は麦が六列に実ることがその名の由来
二列に実る二条大麦は主にビールの原料とされる
●麦茶の効能は熱中症の予防や夏バテの解消
杏林大学医学部 古賀良彦 医学博士によると
熱中症の多くは熱さで大量の汗をかき、血液がドロドロになってしまうことが原因
麦茶に含まれるピラジン類には血液をサラサラにして、それを防いでくれる効果がある
江戸時代の書物「本朝食鑑」には“(麦茶は)血を涼にし つかえを消し 食をすすめる”と記されている
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