奇跡体験!アンビリバボーで紹介
ミッキーの知られざる真実
●白雪姫の頬の赤みは化粧品で塗られていた
1934年、再びディズニースタジオは経営の危機に陥っていた
アニメーション制作には莫大な費用がかかる為、1作でも興業が失敗すると致命的
そんな中、ウォルトは世界初のカラー長編アニメーション「白雪姫」の制作にすべてをかけた
当時、アニメーション作品は子供しか楽しめないものと見られることが多かった
そこでウォルトは大人も子供も感動できるファンタジーを作り、
アニメーションの素晴らしさを世界中に発信したいと夢見た
だが原作のグリム兄弟の童話「白雪姫」には残酷な描写が多かった
原作では毒リンゴを食べ死んでしまった白雪姫を抱えていた家来たちが
思わず木の根っこに躓いてしまい、その際、
喉につっかえていた毒リンゴを吐き出し、白雪姫は目を覚ますというストーリー
これをディズニーは王子様のキスで目覚めるというロマンチックな描写に置き換えた
このように大人も子供も感動できるように原作のストーリーをリライトした
そしてウォルトがこだわったのが、白雪姫の表情
実はセル画から色塗りが帰ってきた段階では白雪姫の顔には赤みが無かった
すると一人の女性ペインターが何かを白雪姫の頬に塗り出した
それは私物の頬紅だった
一枚一枚のセル画に女性ペインターガ頬紅を塗るという丁寧な作業を経て、
白雪姫は別人のように活き活きとした表情に生まれ変わった
こうして1937年、世界初の長編アニメーション「白雪姫」は無事封切られた
翌年、白雪姫はアカデミー賞の特別賞を受賞、ディズニースタジオを窮地から救った
その記憶をとどめるため、ウォルトディズニーカンパニー本社の屋根は
白雪姫に出て来る七人のこびとが支えている
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