所さんの目がテン!で紹介
●ハエトリグサのメカニズム
パクッとハエトリグサがエサを捕えると
5分ほど時間をかけてさらにきつく絞り込んでいく
その後、虫を消化する液が出てくる
ハエトリグサが葉を閉じるためには、
葉の内側にある感覚毛と呼ばれるとげ状の毛に触る必要がある
感覚毛は1回のタッチでは閉じず、2回目で閉じる
雨などが降れてもエサと間違わないようにするため
●2回刺激を与えないと葉が閉じない仕組み
東北大学大学院 理化学研究所:上田実 教授によると
19世紀にダーウィンが観察して以来の大きな謎とされていた
2010年、上田教授の研究チームがこの記憶現象に関係する物質を発見
ジャスモン酸グルコシドと命名
ハエトリグサの感覚毛に刺激を与えるとジャスモン酸グルコシドが分泌される
しかし1回の刺激では物質の量が足りず、葉が閉じない
2回の刺激で葉が閉じる物質の量となる
●ダーウィンの実験
ハエトリグサはどの位の時間 触れられたことを覚えているのか?
実験内容は時間を空けて感覚毛に2回触る
1回目と2回目の時間が30秒程度あると反応しなくなった
ジャスモン酸グルコシドは30秒で拡散してしまうので、
30秒で触れられたことを忘れてしまう
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