東野・有吉のどん底で紹介
女子プロレス界の頂点に君臨し続ける極悪ヒールレスラー:アジャ・コング
アジャが生まれたのは多摩川にほど近い立川市
米国軍人の父と日本人お母の間に生まれたが、
5歳の時、父が本国へ戻り、以来母の手一つで育つ
女の子ということで護身術のため小学1年生から空手を学んでいた
11歳の時に引越したのは東京都昭島市の都営住宅
肌の色と太めの体格と天然パーマが原因で転入早々イジメの標的にされる
時には男子生徒に髪にガムテープをつけられる、
給食に砂を入れられるなど壮絶なイジメの日々が続いた
半年以上続くイジメにアジャは母親にその悔しさをあたるしか術はなかった
スポンサーリンク
●母に包丁を突きつけられた
イジメのはけ口を母に向けると
「ハーフに生まれたのはあなたのせいじゃない、お母さんの責任。そうまでしても産みたかった」
39歳でアジャを生んだ母は当時としては高齢出産
子を授かる最後のチャンスだった
「じゃあ産んでくれなきゃ良かったのに」と怒りをぶちまけた
泣く姿を見せた事のない昭和一桁の生まれの母が涙を流し、台所に向かった
いつもと様子が違うと思ったら、アジャの喉に包丁を突きたててきた
「全部お母さんが悪いから、産んだのも勝手だから、殺すのも勝手だよね。だからあんた殺してお母さんも死ねばいい」
「嘘です、嘘です、死にたくありません」
すると包丁を下ろした母は泣きながら部屋を出ていった
その後、家に戻ってきた母から「どんな思いで産んで育てているか」を聞かされた
「確かに外で辛い思いをするのはあなただけど、あなたがどんなに悪い事しても世界中が敵に回ろうと、お母さんだけは一生味方だから」
それからアジャはイジメに対して気にしなくなった、気にしなくなると相手しなくなりイジメも減っていった
●全日本女子プロレスの実態
母には反対されたが、一度だけ入門試験を受ける許しを得、見事合格
社長から「ハーフなので日本人を憎め!」と、悪役レスラーとしてデビュー
年間300試合、1ヵ月30日しかない月に33試合が組まれた
スポンサーリンク
コメント