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ラーメンチェーン店:神座の年商は50億円
神座のスープは社長以外、誰もレシピを知らない
スープの素が入っている銀色の容器はネジで止められており開けられないようになっている
中身の全てが分からないように数カ所の工場で部分的に作っている
●神座オーナー:布施正人の壮絶人生
1949年、鹿児島の農家に5人兄妹の末っ子として生まれる
自分の店を出し、両親を楽させたいという思いから中学卒業後、所持金3000円で上京
高級レストランで修業をしていた20歳の時、将来の妻となる維久子さんと出会う
維久子さんは裕福な家庭に育ったお嬢様
布施は高校生だった維久子さんにこう言った
「僕が中学しか出てないのに君は大学に行くのか?」と…
維久子さんは大学進学を諦め、2人は結婚
高級レストランを辞め、すぐに自分の店を出すため、古びた4畳半の部屋に住みお金を貯めた
とうとう25歳の時、わずかな貯金と1800万円の借金をして洋食店アガルタを開店
その店は女性をターゲットにしオシャレな内装と料理で大成功
わずか2年で借金を完済
その後、儲かった勢いで4000万円の借金をして2号店をオープン
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昭和57年、歴史的な豪雨で大和川が氾濫で店が水没
再び4000万円借金、無理がたたり十二指腸潰瘍に
結局、2号店をたたみ、1号店だけに
それから3年後、借金も完済し体調も回復
布施は新しい商売をしようと大阪の街を歩いていた時、行列のラーメン店を目の当たりにし
洋食より手軽なラーメンに将来の成功を感じた
36歳の時、自宅の庭でラーメンの修業を始める
1年半の独学の末、完成させたのが今の神座のスープ
あとは店を構えるだけ…そんなタイミングの頃、
お店を出すなら大阪のど真ん中 道頓堀
道頓堀の路地裏で店を営む一人のお年寄りに出会う
「私もう歳だしこの店を畳もうかと思ってる。あんたさえ良ければこの店売ってあげるよ」
その店はたった4坪の激セマな店
バブル景気が到来し地下も高騰していたため、値段は1億円
布施は「買います」と即答
洋食店を担保に銀行から1億円を借りる
1986年、神座は4坪の店でオープン
しかしオープン当初、店には全く客が入らず閑古鳥が鳴く始末
布施は道頓堀の夜の店で客の呼び込みを行った
値段はたったの100円
夜の店の客がシメの一杯として食べてくれるように
次第に「道頓堀に美味しいラーメン屋がある」と評判が広まり、わずか数年で5店舗に拡大
行列嫌いの関西人が異常なほどの列をなし、マスコミに度々取り上げられ世間を賑わせた
全てが順風満帆と思われた矢先…布施は再び病に倒れてしまう
病状は予想以上に深刻だった
悪性の肝炎、抗体ができなければ死ぬことになる重い病
社長のいない神座の事務所では維久子さんが社長の代わりをやっていた
そして夫の病気の深刻さは社員たちに一切話さなかった
2か月後…抗体ができ体調は回復
58歳にして夜間の高校を卒業し、同志社大学にも入学するなど絶えず挑戦し続けている
●神座ゴールドカードとブラックカード
食べ物のメニューが全て無料になるゴールドカード
芸能人で持っているのは狩野英孝
さらに全商品をいくら食べても一生無料になるブラックカード
日本国内どこでも出前が可能で、店を貸し切る事ができる
世界で持っているのは、松本人志、千原ジュニア、ロンブー淳、チャン・グンソクの4人だけ
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