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●70年代、伝説の刑事ドラマ「刑事くん」でイケメン刑事を演じた仲雅美は今…借金3億円を背負い警備員に転職
1971年、桜木健一が主演をつとめた「刑事くん」
熱血新米刑事が奮闘する姿を描いたドラマ
最高視聴率25.7%を記録
刑事が走るシーンを毎回取り入れ「太陽にほえろ！」などに影響を与えた
このドラマでイケメン刑事を演じたのが仲雅美
俳優デビュー1年目で「刑事くん」の準主役に大抜擢
主役桜木のライバル刑事を演じ、クールな演技で注目を集めた
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1973年、映画「同棲時代」では由美かおると共に主演をつとめ大ヒット
1985年、役者を休業し始めた映画の版権ビジネス
それは日本で未公開の映画の権利を買い、ビデオの販売レンタルを行う事業
80年代、全国に普及し始めたレンタルビデを店の影響もあり急成長
雑誌では若手青年実業家として特集が組まれるなど華やかな成功の道を歩んでいた
1991年、バブル崩壊により一気に会社の業績は悪化
経営を続けるほど赤字になっていった
みるみる借金は膨らみ、気がつけば3億円
返済のため、所有していたマンション3軒も売り払い、住む場所も失った
必死にお金を工面するも借金は2億円残った
妻は愛娘と家を出た
仲は借金の恐怖から逃れるため、毎日酒に溺れた
飲み過ぎがたたり、肝不全と腎不全も併発
意識がないまま51日間も生死の境をさまよった
その後意識を取り戻したが…仲の体は歩くのも困難な状態に…
衰弱した体に鞭を振るいリハビリを開始
2年に渡る過酷なリハビリで歩けるまでになった
病状が回復した現在は残った2億円の借金返済に向け、週5日1日8時間、警備員として現場に立っている
住まいは警備員の寮、部屋は1.5畳
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