所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!で紹介
中にいるはずの人がいなかった状態のことを「もぬけのから」と云う
●「もぬけのから」の語源とは?
平安時代の貴族の着物:十二単
十二単は幾重にも重なった着物が「裳」と呼ばれる紐一本のみで止められている
裳をほどくだけで抜け出るように脱ぐ事が出来る
「もぬけのから」とは十二単などの着物から人が抜け出た状態の事
平安時代に描かれた源氏物語
その中に登場するのが夜中に忍んできた光源氏の求愛を拒むため、身にまとっていた着物を素早く脱いで逃げ去った女性
光源氏は残された着物を前に「まるで蝉の抜け殻のようだ」と嘆くしかなかった
「もぬけのから」とは女性が抜け出た着物を蝉の抜け殻になぞらえ生まれた言葉
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