歯髄細胞を保管する歯髄細胞バンクとは？

ワールドビジネスサテライトで紹介

歯髄細胞とは歯の中にある神経細胞

虫歯ができた時に歯を修復する機能を持っている

●歯髄細胞を保管する歯髄細胞バンクとは？

乳歯からピンセットで歯髄細胞を取り出す

さらに歯髄細胞を洗浄し遠心分離器にかける

この作業を繰り返し、歯髄細胞を抽出する

岐阜薬科大各分子生物研究室の実験によると

脊髄損傷で足を引きずるラットに人間の歯髄細胞からとった幹細胞を移植する

すると7週間後には脊髄が修復され、足を引きずりながらも歩けるようになった

歯髄細胞は脊髄損傷、脳梗塞など神経系の病気に有効だと云う事が分かっている

バンクでは歯髄細胞を培養して数を増やし凍結保存する

10年間の保存で費用は約30万円

バンクに保存しておけば将来、心筋梗塞や脊髄損傷、脳梗塞などを発症しても自分の細胞を培養し臓器を移植することができるようになる

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