たけしのニッポンのミカタで紹介
玉川大学農学部:渡邊博之教授
●未来型農業のシステム
未来の植物工場「Future Sci Tech Lab」
青や赤など色とりどりの光に照らされて様々な野菜が生産されている
水菜、コリアンダー、春菊、シソ、リーフレタスなど密閉された室内で10数種類の野菜を生産
土は必要なく水耕栽培の仕組みを使って栽培
植物の生育に必要なリンや窒素など肥料を混ぜた水で根を浸す
肥料の割合は常に最適な状態になるよう機械で自動制御
工場内は無菌状態の為、農薬を使う必要がない
湿度や温度も24時間管理
何と植物工場ではイチゴの生産も可能
まだ研究段階だがジャガイモも生産できる
土で育てるよりも栽培期間も収穫量も高い
通常、土の中で育つジャガイモが植物工場では宙に浮いた状態で育つ
●色とりどりの光が使われている理由
赤い光だけで栽培したり、青い光だけで栽培したりすることによって品質、栄養価も大きく変わる
赤の光で育てた場合、露地栽培と比べ、ビタミンEは3倍、ビタミンAは10m倍以上アップ
一方青の光で育ているとアントシアニン(抗酸化物質)が増加する
また照射する光の色で成長のスピードを変える事が出来る
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