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●ハチ公像は向きが違っていた
渋谷で待ち合わせをするとしたらハチ公前
1989年、渋谷駅の改修工事に合わせてハチ公の向きが変えられた
それまでハチ公は今と違って駅ではなく交差点の方を向いていた
本来、忠犬ハチ公と云えば上野英三郎氏の帰りを渋谷駅入り口の改札前で待ち続けた
「ハチ公が交差点を向いているのはおかしい」と駅の方向を向く事が出来た
●今のハチ公は2代目
1944年、敗戦ムード漂う太平洋戦争の末期
そんな時、ハチ公像が忽然と消え、台座のみとなってしまった
その理由は武器生産のため
日本中の金属製品は没収され、その一環としてハチ公像も撤去された
撤去されたハチ公像が溶かされたのは8月14日、終戦前日だった
しかし、4年後の1948年、「渋谷にハチ公を」と云う人々の声から再びハチ公は渋谷に戻ってきた
現在のハチ公は2代目
2代目ハチ公を制作したのは彫刻家の安藤士氏
1934年、1代目ハチ公像を制作したのは安藤照氏
1代目を作った安藤照氏と2代目を作った安藤士氏は実の親子
空襲で亡くなった父の意志を受け継ぎ、2代目の制作を行った
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