夢の扉+で紹介
その甘さはイチゴに匹敵
秘密は常識を覆す育て方にあった
普通のトマトより値段は高いが大ヒット
農業は辛い、儲からないそんな偏見に挑み続ける木内博一
並外れた発想力と行動力で年商50億を叩きだす農業界の若きカリスマ
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・農業組合法人 和郷園:千葉県香取市
栽培面積は200ha、東京ドームおよそ43個分
ここで四季折々50種類の作物や花が契約農家によって作られている
和郷園の契約農家の数は90戸で20、30代の若者が多い
年収は平均的農家のおよそ2倍にもなる
中には1億を売り上げる農家も
木内の農業は日本はおろか世界からも注目を浴びている
連日、和郷園には農業生産に関わる政府要人や農業団体が視察にやって来る
●奇跡のトマトで農業革命
和郷園の成功のきっかけは高糖度トマト
糖度12度、イチゴ並みの甘さに本来の風味も併せ持つ奇跡のトマト
「プレミアムフルティカ」
トマトを極限まで甘くできた秘密、それは木内がいち早く取り入れた最新式の栽培技術
苗を育てているのは土ではなく液体肥料
肥料を含んだシートと苗の間に敷かれる特殊なフィルム
根っこは養分を吸おうとするが、フィルムの効果でごく少量の養分しか摂取できない
このストレスがトマトの実が大きくなるのを抑え、その分甘みが増すと云う
この土なし栽培は一度設備を組んでしまえば管理がしやすい
安定して品質が高く甘いトマトが収穫可能
土の雑菌などによる病気にかかりにくいため、農薬の量を劇的に減らせる
●冷凍保存による安定収入
木内はこれまで農家が抱えてきた様々な問題をシンプルな発想で乗り越えてきた
例えば旬に採れる作物は味も良く栄養価も高いが大量に収穫されるため、どうしても価格が下落してしまう
そこで農家はわざわざ旬ではない時期に作物を作り、高値で売って採算を合わせていた
この現場の常識を何とか打ち破りたい、旬に大量に収穫しても価格を落とさない方法はないか?
木内が考え出したのが「冷凍保存」
独自に「冷凍加工工場さあや'sキッチン」を建設
旬の美味しさと高い栄養価を封じ込める瞬間冷凍保をする
そうすれば365日、安定した価格で売る事が出来る
●規格外の対応
もう一つ農家を悩ませてきたのが、収穫物の最大4割にものぼる規格外
味は申し分ないのに見た目が悪いだけで市場価値が大幅に下がってしまう
木内はシンプルに発想
カットして売れば規格外は関係ない
切るのは機械ではなく全て手作業
これであらゆる規格外の野菜に対応できる
農家が作った成果を1個たりとも無駄にしないシステム
●ザ・ファーム:千葉県香取市
東京の都心部から1時間ほど
地元の農家たちが運営している農業を中心としたテーマパーク
会員制の貸農園は5坪区画で年会費:84000円
畑の脇には「ザ・ファーム・カフェ」が併設
人気のメニューは「朝採れ茄子のアラビアータ」880円
「サラダ The ファーム バーニャカウダスタイル」880円
「フルティカトマトのコンポート」550円
・農園リゾートコテージ
全部で14棟、室内は広々していて1棟4人まで宿泊可能
1棟1泊:1万9800円
農業に親しみながらリゾートライフを楽しむ事ができる
・温泉施設 かりんの湯
これらを全て和郷園が企画し作り運営している
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