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●芸能界から干された梅名女優:十勝花子の地獄の人生
1966年「人生一本」で歌手デビューした十勝花子
しかし歌が全く売れず漫才師に弟子入りし喜劇女優に転身
「寺内貫太郎一家」「熱中時代」など数多くのドラマ、映画、舞台で活躍
個性派女優の地位を確立
しかし1999年、ある出来事がきっかけで彼女のイメージは一変
それは野村沙知代と浅香光代が巻き起こした「ミッチーサッチー騒動」
衆議院選挙に立候補した野村沙知代の学歴詐称疑惑を浅香光代が告発
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選挙当時、十勝はサッチーの応援をしていたが、学歴詐称疑惑が浮上すると、裏切られた!と怒り心頭
さらに検察庁に乗り込み猛アピール
しかしこの騒動に便乗した行動が波紋を呼び、世間から「売名女優」と呼ばれた
さらにその後、生死をさみょう交通事故にあう
脳内出血を引き起こし、頭を15針も縫う大けが
そして事故の後遺症で食べ物の味が分からなくなる味覚障害に
そしていつしか仕事の依頼は無くなった
芸能界から総スカンを食らった彼女は働く場所を失い、さらなる地獄へ
50代半ばで収入はゼロ
芸能生活で貯めていた貯金は数年で底をついた
生活費を捻出するため、何よりも大切にしていた貴金属を友人に売って歩いた
仕事も…お金も…生き甲斐もすら失くし、一日中自分が映っていないテレビを見ていた
そんな十勝に立ち直るきっかけを与えたのは意外なモノだった
十勝花子「私の悩みを聞いていた生き物はカタツムリ」
小さい頃からカタツムリが大好きだった十勝は自宅にマイマイハウスと名付けた小屋を建て、現在も16匹のカタツムリを飼育
そのカタツムリに向かってテレビに出られない愚痴を語っていた
逆境に負けず必死に生きるカタツムリの自分を重ね、芸能界復帰のチャンスを待ち続けた
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十勝花子さん。子供の頃にあのねのねさんと一緒に来ていた糠平スキー場でサインをもらったのをよく覚えています。子供心にテレビで見る人は近寄りがたくて怖かったけど、思い切って話しかけたらとても優しくて、笑顔で僕の持っていたハンカチにサインをくれました。それ以来のファンです。しばらくお目にかかれないので引退なさってたのかと思っていたら、最近また芸能活動をされていたので安心しました。あのころと違う表情から垣間見える雰囲気は、大変ご苦労なさったのだと思います。中国への援助活動などあなたの心優しい活動にはただただ感服するばかりです。これからの益々のご活躍を期待しています。
投稿情報: BUNSHO NOMURA | 2015/01/02 21:15