深イイ話で紹介
出版界の革命児:見城徹
1975年に入社した角川書店で敏腕編集者として活躍
1993年、幻冬舎を設立
大手が主流の出版業界で一人で殴り込み
五木寛之の「大河の一滴」261万部
天童荒太の「永遠の仔」131万部
郷ひろみの「ダディ」110万部
劇団ひとりの「陰日向に咲く」124万部
サッカー日本代表キャプテン長谷部誠の「心を整える。」128万部
話題作を次々と送り出す
「10年に1冊ミリオンセラーを出せれば良い」と云われる出版界において見城はこれまでの18年間で16冊のミリオンセラーを生み出している
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見城が住むのは都内高級住宅街にあるマンションの最上階
最上階にあるのは見城の部屋のみ
360度のパノラマビューが楽しめる
編集者は常に作家に対して“どう刺激すれば本を書いてもらえるか?”を考えている物
例えば憧れの石原慎太郎と仕事をするために、石原の書いた2つの作品を全文暗記し本人の前で暗唱
見城の熱意に石原は「君と仕事をする」と約束した
こうした経緯があって誕生したのが「弟」130万部のミリオンセラー
“手帳を開けると、今日はどうなってるのかなと思って見る。憂鬱なことが3つ以上ないと大丈夫かな?スムーズにいくのはかえってまずいと思う。安心できない。苦しいこと嫌だな憂鬱だなと思うことがあって初めて結果が出る。ちゃんと向き合ってる感じがする。苦しんで苦しんで苦しみ抜いた果てしか何かは掴めない。結果も出ない。新しい風景にも出会えない”
実際、見城は「本を書いてもらうことは到底無理」と云われていた尾崎豊の本の出版に成功している
当時、尾崎には6社から出版依頼があったが、尾崎の元に何度も通い、本の出版にこぎつけた
“何が起こるか予測不能な男だった…突然暴れ出したり、突然泣き出したり、本当に苦労したけども一緒にどうしてもこいつと歩みたいと気にさせられる”
尾崎が生涯に書いた6冊はすべて見城が編集を担当し、そのすべてが売れた
“この世あらざるもの”をどう作るか?がエンターティメントの基本
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