たけしのニッポンのミカタで紹介
●不動産の徒歩〇分の基準
家選びの大きな基準、徒歩〇分といった時間
街の不動産によると
この徒歩〇分は実際には歩かず、距離を測って決めている
80mを徒歩1分と換算
地図上の経路を計算して、その合計距離から算出
不動産には公正競争規約施行規則と云う自主規制ルールがある
徒歩1分は80mと明文化されている
他にも信号や踏切などの待ち時間は徒歩1分にカウントしない
急な坂道なども考慮しない
徒歩〇分が実際よりも時間がかかるのはこうした事情が影響しているため
徒歩1分80mの基準は昭和38年に決められた
「不動産公取協の30年誌」によると
“原案では所要時間「徒歩〇分」と表示する場合には1分間100mで算出することになっていたが、女性でも歩ける基準にするべきという事で、実際に歩いて見て80mに変更した”
“せっかちな私としてはずいぶんゆっくり歩いて測ったと記憶している”
実際に歩いた鈴木深雪さんによると
当時20代だった鈴木さんは公正取引委員会に勤務
まちまちだった不動産の基準を統一すべく実験に関わることに
「当時はハイヒール通勤の方が多かった、いつも私はペタンこの靴だったが、持っている靴の中で一番ヒールの高い靴、かかとが低めの中ヒール程度だが、できるだけゆっくり歩いて測りました。そうしたら1分で80m以上歩けたので80mあれば十分だと思いました」
歩いた場所は職場の廊下と自宅の庭だったと云う
鈴木さん以外には誰も歩いていない
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