サタネプ☆ベストテンで紹介
芸能人 消えた金額事件簿
キャイ~ン ウド鈴木の1000万円の多重債務
山形県から純朴な少年が芸人を目指し上京
1991年、天野ひろゆきとキャイ~ンを結成
捉えどころのないウドのボケとそれを転がす天野とのコンビネーションで結成からわずか2年で人気者に
順風満帆な芸能生活
●知られざるキャイ~ン解散の危機
当時20歳だったウドは女性からまったくモテなかった
女性との交際経験はゼロ
ある日、先輩に連れられて夜の繁華街キャバクラへ
華やかな世界に心を奪われるウド
芸人として成功すればキャバクラに通う事が出来る、と考えた
1994年、デビュー3年目のキャイ~ンは「笑っていいとも!」のレギュラーに抜擢
当時、レギュラー番組4本、瞬く間に小金持ちとなったウドは念願だったキャバクラ通いをスタート
笑顔で出迎えてくれる彼女たちにすっかり骨抜き状態とされた
金さえあれば毎日がパラダイス
夜の繁華街を知ってしまったウドはキャバクラに週5で通い続けた
散財の果て、それなりの収入もあったがウドの貯金は0円
すっかり彼女たちの虜と化していたウドは、彼女たちに会いたい一心で消費者金融に手を出してしまった
少額だけのつもりで借りた借金だったが、借金をすることに次第に麻痺していく
借入金額も増えていき気付いたころには200万円
もはやウドは消費者金融から借りられなくなっていた
しかし、以前と変わらぬ様子でキャバクラ通いを続けるウド
「笑っていいとも!」の収録終わり誰よりも足早くスタジオから出る
人気芸人が向かった先はスタジオアルタのすぐ横の路地
遊ぶ金を稼ぐためにテレビに出始めてからも下積み時代からやっていたテレクラのティッシュ配りを続けていた
テレビ終わりのテッシュ配り、夜になると繁華街へ
そんな生活も限界が訪れる
気がつけば家賃さえも払えない状態に陥っていた
思い悩んだウドは所属事務所に借金の立替を依頼
借金は2度としない約束で200万円を会社が立て替えることに
こうして借金200万円は完済
だが、会社との約束を破り、再び消費者金融に手を出すウド
この当時、一人旅にハマっていたウド
日本全国を巡りその足で夜の歓楽街へ
借金はしないという約束を破り、前にもまして散財を重ねたウド
その借金総額は計10社800万円
もはや自分だけではどうすることも出来ない
ウドは事務所へ2度目の立替を申し出て借金800万円を立て替えてもらった
立ち直ると信じてくれた社長をはじめ事務所のみんなを再び裏切ったウド
天野ひろゆきは会社を裏切ったウドをどうしても許せない
相方が始めて見せる心からの怒り「借金をする人間とはコンビ解散だ!」
「僕は天野君を裏切ってしまいました。コンビを組んでいた10年間迷惑ばかりかけて本当にすみませんでした」
「ウドちゃん、もしどうしてもお金が必要になったら俺に言えよ。俺が借すから」
ウドはようやく事の重大さを知り心を入れ替えた
この日からサラ金の代わりに相方天野からお金を借りるようになった
それは35歳の時まで続いた
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