世界一受けたい授業で紹介
スポーツが得意になる運脳神経のつくり方
スポーツ科学の第一人者:深代千之
運動神経の良い悪いは間違い
運動神経がない人はいません
●なぜ運動の上手な人と下手な人がいるのか?
脳の中にプログラムがあるかどうか
簡単に言うとコツを持っているかどうかということ
基本は1回出来るまで練習すること
1回出来るまでの練習の回数や時間は子供の方が早いと言われている
大人でも必ず出来るようになる
●ボールを遠くへ投げる方法
・手で投げるのではなく、体全体で投げる
両手を広げて大きく足を広げ、腰を回転させる
自然な投球フォームになる
・大きく腕を振る
メンコを使用する
大きく腕を振らないとできないメンコ
大きい腕の振り方を脳にストックしていく
・手首を使う
使用するのは紙鉄砲
手首のスナップを使わないと音が出ない紙鉄砲
1時間の練習後、ソフトボール投げを計測
13m40㎝しか飛ばせなかった小学3年生男子が19m90㎝
5m80㎝しか飛ばなかった小学5年生女子は11m70㎝
わずか1時間の練習で全員が距離を伸ばした
・さらに手首を内側にひねると、さらにスピードが増す
●二重飛が出来るようになるマル秘技
出来ない子のほとんどは膝を曲げ、力んで高くジャンプしている
・ジャンプは同じリズムで
小さいジャンプで同じリズムで飛ぶ間隔を脳にストックする
・手は体の近くで回す
脇が開き手が離れるほど無駄な力が入ってしまう
体の近くでリラックスして回すことを脳にストックする
●玉入れが上達するコツ
小学生6人で100個の玉を全部入れるまで何分かかるか?測定
結果は5分50秒
・たくさん持つ
適度な重さがあった方が投げやすく、かごに入る確率もアップする
・両手で押し出すように投げる
片手で投げるとコントロールが安定しない
30分の練習後、再度チャレンジ
計測結果は3分7秒
●飛び箱を克服!トレーニング
助走のスピードにのってしっかりと踏み切る事
そしてお尻を高く上げるイメージを持つこと
一番の大敵は恐怖心
・踏み切りの練習
バスケットのゴールネットにタッチするつもりで高くジャンプする
思いっきり踏み切ることを脳にストックしていく
・お尻を上げる練習
お尻を上げるハイハイの練習
・手で体を支える
手で体を支えられる自信がつけば恐怖心が薄れる
●足が速くなる方法
速く走るためには太ももを高く上げなさい、と教えられてきたが、
太ももを高く上げても早く走れないという事が分かった
太ももを高く上げるのではなく、速く上げる
速く上げると膝が勝手に巻かれる
その際、膝から下はリラックス
すると外から見てムチのように見える
「股関節活性化ドリル」
・腕振り
大きく腕を振って、体幹の上と下でねじる
腕で足をリードする
・競歩ダッシュ
競歩をしながらそのまま走る
地面を蹴る感覚が掴める
・大股スキップ
足を前に投げ出す感じ→ムチ動作の練習になる
走るのが苦手な小学生に50m走を練習前と練習後で計測
11秒だった小学6年生女子は9秒21
12秒18だった小学5年生女子は9秒62
10秒31だった小学5年生女子は9秒27
平均で1.3秒速くなった
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