夢の扉+で紹介
ヒーローショーは常に満員
沖縄生まれのヒーロー:琉神マブヤー
敵から守るのは方言や文化
琉神マブヤーが使うのは沖縄の方言
生みの親は畠中敏成
株式会社 南西産業:沖縄市豊見城市
様々な沖縄土産を扱う社長
琉球王国の時代から連綿と伝わる独自の文化
古き良き沖縄を守りたい
畠中氏は自ら生み出したヒーローで笑顔にしたい人たちがいる
「沖縄の日本の世界中の子供の笑顔のために頑張りたい」
●琉神マブヤーの誕生秘話
鹿児島生まれの畠中氏は沖縄に転勤し、土産屋に土産を置いてもらうよう営業
忙しさから体調を崩し、座り込んでしまったとき、声をかけてきたのが土産屋のおばぁだった
「畠中さんどうしたの?」
するとおばぁは畠中の傍らに座り込み、不思議な呪文を唱え始めた
それが沖縄独特のおまじない「マブイグミ」
悲しい時は魂が体から落ちてしまう
それを拾って戻すのだという
「マブイ」とは魂を意味する方言だった
畠中は沖縄に惚れた
今から4年前、酒場で友人とマブイグミの思い出話で盛り上がった
その時、地元の若者が真顔で訪ねてきた
「おじさん、マブイって何?」
大家族だった沖縄も核家族化が進み、おばぁから孫たちへ文化が伝わる機会が減っている
また当時、若者たちのモラルの低下がも叫ばれていた
このままでは沖縄からマブイが落ちてしまう
自分に何かできることはないか?
沖縄の文化子供たちに伝えるのは楽しくないとダメ
頭に浮かんだのは当時流行っていたローカルヒーローだった
あの日のおばぁのように沖縄の魂を戻してくれる正義の味方
正義よりも文化を守るヒーローをどう具体化すればいいのか、スタッフの誰もが手さぐり状態
その時、畠中が「方言のまま放送しませんか?」
周囲は凍りついた
2008年、常識を覆すヒーローが誕生した
物語の中心となるのは沖縄の文化を司る石
そこに現れる悪の軍団
石を奪うことで沖縄の文化を破壊しようと企んでいる
石を奪い返すために戦うのがマブヤー
そしてマブヤーの必殺技「メーゴーサー」
メーゴーサーとはげん骨のこと
決して敵の息の根を止めない
瞬く間に子供たちに受け入れられ大ヒットとなった
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