夢の扉+で紹介
四国の発明王:田渕国広
機械に入れるのは使い道のない竹
すると堅い竹が柔らかい綿に生まれ変わる
その綿は様々な形に利用できる
薄い布から厚みのあるボード、さらにはプラスチックに至るまで変幻自在
●竹から奇跡の綿を生み出す
東亜機工:香川県三富市
使い捨てカイロを製造する機械など数多くの特許を取得してきた田渕
その数は国内だけでも64
海外も合わせるとゆうに100を超えると云う
堅い竹を柔らかい綿にするには堅い線維を1本1本取り出さなくてはいけない
失敗を繰り返す事2年、2006年、竹を綿に変える機械の開発に成功する
まずは竹の繊維を取り出しやすくするため細かく切り分ける
この為に開発した特殊な刃で竹をチップ状にする
チップ状にした竹を蒸らして柔らかくしてからすり潰し繊維を取り出す
さらに細かくする事で綿となる
田渕は「竹綿」と名付けた
抗菌、防臭効果もある奇跡の綿は様々な形状に加工ができる
プレスすればウェットティッシュなどに使われている不織布になる
重ね合わせればクッション性のあるボードにもなる
放置竹林で悩む自治体が竹綿製造機を購入し、期待を寄せている
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