教科書にのせたい!で紹介
世の中の嘘を見破れ
立正大学教授:西田公昭
「思い込み」は危険!詐欺の手口
詐欺師は一般受けの良いきちっとした姿で現れる
人は騙されるように出来ている
自分は絶対に騙されないと思うこと自体が思い込み
●被害者急増!手渡し型詐欺
手渡し型詐欺とは警察などと偽り、被害者宅に電話
被害者宅を訪れキャッシュカードなどを持ち去り現金を奪う犯行
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詐欺師A「目黒警察防犯課の東と云う者なんだけども、先週15日にね、我々がさ振り込め詐欺グループ17人を逮捕したってニュース流れたと思うんだけどね。犯人の持ち物の中から23区内を中心として名簿が出てきちゃってね、その中に○○さんの名前が載ってたのよ」
警察官になりすまし、個人情報が流出したと伝える詐欺師
詐欺師A「その連中ね、キャッシュカードの偽造、そういった犯行も行っていたのね」
カードが偽造され知らないうちに銀行口座から現金が引き出されている可能性を匂わせる
被害者はこの時点である思い込みをしてしまう
「オレオレ詐欺」が流行ったために多くの人が「息子になりすます」と思い込む
「息子」ではなく社会的信頼度の高い「警察」と語ることで相手を信用させてしまう
真正面から「振り込め」と言わないことも思い込みを逆手に取った手口
詐欺師A「万が一(現金が)1円でも引き出されていた場合、その1円を国が保証してくれる預金者保護法っていう法律がある。その法律の手続きが行えるのが金融庁っていうところなのね。今回金融庁と合同で捜査していて金融庁さんから電話がいくようになっているね」
ニセ警察官との電話を切った数分後
詐欺師B「もしもしお忙しいところ恐れ入ります。金融庁個人口座保護センターのサクライと申しまして犯罪行為がカードの偽造と通達されていますので通帳とキャッシュカードから全てお調べすることができます」
ニセ警官による電話で不安を煽っておいて別の男が詐欺被害から守ってくれる口ぶりで語りかける
被害者は自分を詐欺から間もてくれる救世主だと思い込んで信頼してしまう
詐欺師は実際に訪れ、確認と称してキャッシュカードなどを持ち去るという
キャッシュカード手渡し型詐欺の2010年の被害数は1300件、被害総額は18億70000万円に及ぶ
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