火曜サプライズで紹介
●温度計の赤い液の正体とは?
赤い液体の正体はストーブなどに使う灯油
それに赤い色素を混ぜたもの
水を使うと100℃で沸騰し、0℃で凍る
灯油は170℃が沸点で-30℃が凝固点
普段目にする温度計は国が定めた基準温度計を基に作られている
基準温度計は精度が高い分、値段も120万円以上と高額
日本で初めて温度計を作られたのは1768年
エレキテルや方位磁石を作った事で有名な平賀源内によるもの
その作り方を記したのが「寒熱昇降記」
長さ70cmほどのガラス棒にヤスリで表面に傷をつけ、引っ張って切る
0.3ミリの穴を赤い液が通る
液溜まりは熱して柔らかくなったガラス管の先端をつまみ、管の反対側から空気を送り込むと、細い管の先端が膨らむ
真空状態のガラスの容器にガラス管を設置し、ゆっくり空気を入れることで毛細管現象が起きて、細い管に赤い液体が吸いこまれる
灯油などの液体は温度が上がると膨張し、温度が下がると収縮する性質がある
この性質を利用することで中の液体が上がったり下がったりする
0℃の氷に温度計を入れると赤い液体は下がる
スポンサーリンク
コメント