夢の扉+で紹介
いま東大をはじめ、全国から講演依頼が殺到する
金属加工職人:斉藤清和
●未来を削り出すミクロの彫刻家
・株式会社 入曽精密:埼玉県入間市
社員14人の町工場
F1のエンジンの部品や人工衛星の部品、精密医療機器の部品などを手がける
彼の常識を覆した技術とは?
そもそもこの工作機械は金属の塊を刃物で削り、製品の金型を削り出すためのものだった
ところが斉藤は同じ機械を使い、製品そのものを精密に削り出す術を身につけた
それにより金型では不可能だったより小さくより精密な部品を生みだす事が出来るようになった
誰にも真似のできない技術力をアピールするための挑戦
金属の塊から一刀彫の精密なバラを彫りあげた
●世界一小さなサイコロの彫り方
0.3mmのサイコロ
特殊な方法で固定された材料は、上からピラミッド状に削られていく
この時点で先端部分は平らに加工され6の目が刻まれている
その材料を横にして側面を平らに削りながら、同時にサイコロの目も刻んでいく
材料とのつなぎ目となっている部分を極限まで細く削り上げる
サイコロと同じ0.3mm四方のくぼみに削ったピラミッドの先端を入れ、捻り取る
ちぎられたサイコロの表面を平らに削り、そこに最後の目の1の目を刻印
●マイクロヒル
地元の職人仲間や県をも巻き込んで壮大なプロジェクトを立ち上げた
埼玉県入間をあらゆる分野の精密な加工に秀でた職人集団の町にする事
シリコンバレーに対抗してMicro Hill(マイクロヒル)
●新たなビジネス「リアルレリーフ」
3Dスキャンしたデータを基に精巧な顔などのレリーフを作るサービス
ヒトの表情を金属で削り出す
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