・夏目漱石が大ヒット作を連発できたのは、新聞社に就職したから
漱石の生涯は49年、小説を書いていたのは37歳から亡くなるまでの12年間
その間にかいた小説がほぼベストセラーに
文芸雑誌ホトトギスに連載した「吾輩は猫である」や「坊ちゃん」が大ヒット
そんな漱石の人気に目をつけたのが、朝日新聞社
東大講師としての漱石の年収が、今の370万円くらい
朝日新聞社は、その3倍の報酬 1100円でヘッドハンティングした
新聞社の専属作家となり新聞小説として連載
当時は、テレビもラジオもなかった明治時代
毎朝届く新聞の新聞小説は、今で言うと朝ドラのような娯楽
新聞に連載され、人気になった後で単行本を発売、大ヒットとなった
・革命的な作風
漱石は誰にでも読みやすい口語体、
話している言葉に近い文章で小説を書いている
この漱石の表現が、現代小説の原型となっている
・漱石ほど壊れた恋愛を取り上げた作家はいない
・日本で印税契約をいち早く結んだ
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