ワールドビジネスサテライトで紹介
●捨てる温泉湯を活かすバイナリー発電
大分県別府市…あちらこちらから湯けむりが立ち上る
市内には2300を超える源泉があり、湧き出す量は全国一位を誇る
一般の家庭でも源泉とパイプでつながり蛇口をひねると温泉が出る
ただ温度が高く冷ますために、わざとかけ流しの状態にしている
源泉を所有する瀬戸内自然エナジー
この付近の650世帯に温泉を供給している事業を手掛けている
地下から自噴して上がりタンクに溜まった温泉を供給、残った分は捨てている状態
その温度は90℃以上、半分以上は捨てていると云う
捨てるお湯を活かすプロジェクトを立ち上げた
●温泉のお湯を使った商用発電システム
温泉のお湯を使って発電を可能にしたのがバイナリ―発電
低沸点の液体をおよそ90℃のお湯に浸けると激しく沸騰する
バイナリー発電はお湯の蒸気ではなくお湯で別の液体を沸騰させ発生した蒸気を利用してタービンを回し発電する
開発したのは神戸製鋼所
この発電機は一般家庭120軒分相当の消費電力を生み出す
発電した電気は九州電力に42円/kWhで売電
設備投資に8000万円
年間の売り上げが1850万円を見込んでいる
4年数か月で回収可能
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コメント
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