英才教育TVで紹介
失敗しない子育て術
●プロフィギュアスケーター:荒川静香を育てた教育方針“何事も子供に決めさせる”
トリノオリンピックで金メダルを獲得
1981年、サラリーマン家庭の長女として誕生
幼いころは活発で好奇心旺盛
一度スイッチが入ると夢中になる性格だった
ピアノ・水泳・体操・習字など遊ぶ暇もないほど多くの習い事をしていた
運動神経が抜群に良かった荒川静香
水泳では6歳にしてすべての泳法をマスター
両親は平凡な家庭ながら習い事のお金に糸目をつけなかった
しかし母からは一つだけ条件があった
「自分で始めたことは辞める時も自分で決めなさい」
と決断はすべて荒川静香に一任していた
何でも万能にこなしたが、唯一難しいと思ったものがフィギュアスケート
しかし他の習い事とは異なりリンク代に授業料など想像以上に費用がかさむフィギュアスケート
それでも両親はフィギュアを辞めさせることはなかった
なによりドンドン上達する娘の姿を見るのが楽しくてしようがなかった母はパートの仕事をしてフィギュアスケートの費用を捻出
大会用の衣装は母の手作り
ある日、その衣装に血の痕がついていたことがあった
働き詰めでほとんど寝ていない母が針で指を刺してしまっていた
母の苦労を思えば辛いことがあっても乗り越えることが出来た
しかしトリノオリンピックの1年前、大事な試合で結果が残せず心が折れそうになる時もあった
そんな時思い出すのが母のあの言葉「自分で始めたことは辞める時も自分で決めなさい」
あと1年、とことんやってから辞めよう、と決意
そして2006年、ついにオリンピックで金メダルを獲得
※何事も子供に決めさせ自立を促す教育があった
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