夢の扉~NEXT DOOR~で紹介
頭の中でイメージする事で別の生き物を自由に動かす
そんな近未来の世界を現実にしようと研究している牛場潤一
彼の研究は脳波をパソコンに送りパソコン上の人物を動かすというもの
慶応義塾大学 理工学部
●脳と機械をつなぐシステム「BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)」とは?
脳波だけでコンピューターの中のキャラクターを操作できるシステム
電極を頭の表面に取り付ける
場所は体性感覚運動野と呼ばれる部分
ここから手足を動かす脳波が出る
その脳波を読み取りコンピューターで解析し、キャラクターを動かす
足を動かすイメージで発生する脳波を拾ってキャラクターを全身させる
右手を握るイメージした時にキャラクターが右に曲がる
装着が簡単で脳波を読み取る事が出来る装置を研究中
●BMIをリハビリに応用するプロジェクト
医学部の研究チームと共に新たなBMIのプロジェクトを進めている
脳卒中による体のマヒをBMIで回復させるようというもの
運動に関連した脳の領域の近くから脳波を測って被験者が運動しようとしているか読み取る
正しく運動に関連した脳波が出た時だけ装具のモーターのスイッチが入って他動的に手の動きをアシストする仕組みになっている
手を動かす意識を訓練することで脳が活性化され新しいルートが出来ると云う
彼は運動や感覚に障害を持った人を一人でも多く笑顔にしたいと言う
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