それでも食べずにいられない サイエンス スペシャルで紹介
江戸時代、石垣島に渡ったある一族、平均年齢90歳
細胞の老化を遅らせる謎の遺伝子
「内原」という一族の祖先
代々若々しさを保ってきた
琉球大学 熱帯生物圏研究センター
かりゆし健康長寿研究責任人者:長嶺 勝 准教授
長嶺博士が注目する遺伝子、そのひとつが「SIR2(サーツー)」
SIR2とは?
年をとること、それは細胞が死んでいくことでもある
ところが細胞の中のSIR2と云う遺伝子が働き始めると細胞の死が抑制され、老化のスピードが遅くなる
SIR2は誰もが持っている
通常この遺伝子は眠っている
内原一族には代々食べ続けてきたものがある
まず庭に生えていたボタンボウフウの葉を茹で、味噌、ピーナッツ、ニンニクを入れて混ぜ合わせると「マガリス」と呼ばれる野草料理となる
驚く事にこのボタンボウフウは細胞の老化を抑えるポリフェノールが沖縄野菜の中でも群を抜いている
ゴーヤーの実に8倍
さらにビタミンC、ビタミンK、カロテン、食物繊維、カルシウムも多く含まれている事が最近の研究で分かってきた
低カロリーの食事と眠れる遺伝子SIR2には深い関係がある
摂取カロリーが低いと細胞の中のミトコンドリアがNAD(活性化因子)という物質を大量に吐きだす
そのNADが細胞の中の核に入り、第10番染色体上にあるSIR2遺伝子に刺激を与える事で、SIR2が働き始め老化スピードを遅らせる
内原一族は先祖代々、SIR2を働かせてきた事で通常より老化のスピードが遅い可能性がある
SIR2を働かせる摂取カロリーは近い将来分かってくるだろう
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