世界ふしぎ発見!で紹介
●聖なるハワイ マナの秘密
ハワイでは至る所に神がいて山を海を創ったとされている
そこにはマナと云う霊力があると云う
そのパワーを神から与えられ代々受け継いできた人々がいた
それがハワイの王族たち
ハワイ諸島を統一し、王国を築いたのがカメハメハ大王
ハワイはかつて王国だったので王宮がある
アメリカ合衆国ただ一つのイオラニ王宮
壁には歴代の王の絵が飾られている
カメハメハ大王の統一からおよそ100年間、8人の王によって統治された
19世紀末、アメリカによってハワイ王国は併合され滅亡した
しかし王家の末裔たちはマナと云う霊力を今も持っていると考えられている
●マナの強い聖なる場所
・魔法の石(ワイキキ):病気を治す力がある
4つの石は遠くの場所にあったものを一晩で運んだと云う伝説がある
その石に4人のシャーマンが霊力をふき込んだと云う
・カヴェヘヴェヘ(ワイキキ):病気になった時に治療のために訪れる場所
他の海と違うのは真水が湧き出ていること
・クカニコロ・バーストーン(オワフのへそ):王族だけが出産を行っていた場所
マナが宿る大小の岩のそばで生まれた子供にはより強いマナが宿るとされた
そしてその出産には王族の男性たちが立ち会い、新しい王族の誕生を確認した
またこの石には出産の痛みを和らげる力があると信じられていた
・シダの洞窟(カウアイ島):ガイドブックにはここで古代王族が結婚式を行ったとあるが、その事実はない
ここは農業と収穫の神ロノを祀る場所で古代から聖なる場所だった
・ポリアフ・ヘイアウ(神殿・カウアイ島):何のために作られたのか全く分かっていない
作ったのは伝説の民:メネフネ
メネフネはがっしりした体形で大変小さな人たちだったと云う
全くの伝説ともいわれるし、またポリネシア人より先にやってきた人とも云う
・メネフネ ディッチ(カウアイ島):メネフネが作ったとされる水路
岩盤をくり抜いた水路はかつては全長42㎞もあった
・マウナラニ(ハワイ島):5つの火山に囲まれた真ん中にある
世界三大パワースポットの一つ
王族たちが疲れたり悩んだりした時に来ていた場所
子供の成長を願う岩絵、航海の無事を願う岩絵など古代からの数多くの願い事の絵が刻まれている
・キラウエア火山:火山の女神ペレが住んでいると云われている
溶岩台地には生命の不思議な力を感じさせるオヒアフレアと云う木がある
溶岩が固まって最初に生える植物
木はオヒアと云い、花はレフアと云う
オヒアは火山の神ペレによって気に変えられてしまった男性
そしてレフアはその恋人で彼と離れたくない為に花に変えてもらった女性
こうして2人はいつまでも一緒にいられることになった
この花を摘むと雨が降ると言われている、それは離ればなれになった恋人同士の涙
・コア(マメ科の広葉樹):古代より神が宿る神聖な木とされてきた
コアの木は元々王家にしか使うことが許されていなかった
水に浸かっても変形しないのでカヌーやサーフボードの材料にもなった
しかし、ハワイ王国崩壊後、木の価値が高いために乱伐されてしまった
コアの木の根っこには植物に大変重要な窒素がたくさん含まれているので、コアの周りの雑草はよく茂る
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