世界一受けたい授業で紹介
東北大学大学院:都築毅 准教授によると
●1975年の日本の食事こそ、スーパー和食
岡山大学との共同研究で、1975年の食事を摂取したマウスは、
他の年代の食事に比べ、内臓脂肪が減少した
また糖尿病のリスクも2005年の食事に比べ、1/5程度、
さらにガンを抑える効果も期待できることが分かった
ガンの発生率は、1960年を含め、最も低く2005年の1/4程度だった
しかし摂取カロリーは、現在より約1.2倍高かったという
●1975年の食事とは?
1960年代の食事は、ご飯の量が多く、おかずの塩分が高く、品数が少ない食事だった
例えば、麦ごはん、鰆の味噌漬け焼き、ひじきと蓮根の煮物
1975年の食事は、洋と和食が並び、品数も増えた
ご飯、クリームシチュー、白菜のお浸し、ひじきとキュウリの和え物
2000年代の食事は、世界中から輸入されるようになり職の欧米化が進行
鶏のから揚げ、ステーキなど肉が増え、それに伴い脂質が多くなった
・現代の食事と異なる大きな特徴
1、食材が多かった
2、大豆や卵をたくさん食べていた
3、発酵調味料を良く使っていた
発酵食品の味噌は、何千もの成分が含まれており栄養価も非常に高い
がんや脳卒中を防御したり、美肌効果もあることが分かっている
1975年の食事で、塩分を控えるために多く使われていたのが、出汁
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