不可思議探偵団で紹介
1991年9月19日
イタリアとオーストリアの国境付近に位置するアルプス山脈の尾根
その山中でミイラが発見された
すぐさま専門家によって解析がなされた
レントゲンで体内を調べ、歯や皮膚の粘膜からDNA鑑定が行われた
その結果、そのミイラはいまから5300年以上前に生きていた古代の人間だった
5300年以上前といえば新石器時代
世界最古のミイラであることが判明
ミイラは氷河の中から発見された事から「アイスマン」と名付けられた
研究メンバーは世界中の考古学者の羨望の的となった
それは恐ろしい悲劇の始まりだった
アイスマンに関わる人々が次々に謎の死を遂げていったと云う
アイスマンの呪い…
1993年、発見から2年後、アイスマンの発掘を手伝った登山ガイドのカート・フリッツは雪崩に襲われ息絶えた
2004年、アイスマンの第一発見者である登山家のヘルムート・シーモンはアルプス山脈で遭難し死亡した
シーモン捜索の指揮をとったレスキュー隊のディーター・ヴェルネッケはシーモンの葬儀が終わったわずか、数時間後に心臓発作で突然死した
他にもアイスマン発掘の際、アイスマンを素手で拾い上げたライナー・ヘン博士が交通事故で死亡した
アイスマンの呪いなど信じていなかったアイスマンの研究チームのリーダーをつとめていたドイツ人考古学者コンラッド・シュピンドラーは多発性硬化症で2005年4月死亡
2005年10月、オーストラリア、クイーンズランド大学の考古学者トム・ロイはミイラの服に4種類の血液が付着しているのを突き止めた
すぐにアイスマンに関する本の執筆を開始…しかし、自宅で執筆中に死亡しているロイが発見された
実は呪いで死んだ人はアイスマンを発掘した人だけでなく、真相を突き止めようとしたジャーナリストも呪いで死んでしまったと云う
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