関西のくずもちと関東のくずもちの違い
●関西のくずもちの原料は、植物の葛の根っこをすり潰した葛粉
葛粉に砂糖と水を入れてかき混ぜ、鍋に適量を移し、強火で1分煮る
するととろみが付き、透明感のあるくずもちになる
●関東のくずもちの原料は、小麦から抽出されるデンプン
小麦粉を15か月 乳酸菌で発酵し、小麦デンプンを作る
小麦デンプンを水洗いし、発光臭を取り除き、
型に流し込んで100度で蒸して作り上げる
●関東のくずもちの成り立ち
関東のくずもちが生まれたのは、1805年ごろ
良質な小麦の産地だった亀戸一帯、下総国葛飾郡で作られ始めた
それを商品化する際、葛飾の地名「葛」の字を取り、訓読みにし「葛餅」と名付けられた
しかし後に関西に全く同じ名前の和菓子があることを知り、
まぎわらしいため近年 「くず餅」と表記するようになった
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