1994年、アフリカのルワンダで民族対立による大虐殺が起きた
この出来事は2004年、
アカデミー賞にノミネートされた映画「ホテル・ルワンダ」で描かれた
わずか100日間で死者80万人以上
その始まりは、ラジオ放送。強い口調で訴えるラジオDJ
「奴らは汚れた人種だ!奴らは邪魔だ!」
「お前らすべて虫けらだ!ルワンダ人じゃない」
「命乞いをしたゴキブリどもを血祭りにあげろ!」
いつも聞いていたラジオから突然、こんな言葉が聞こえてきた
ラジオが流れた1994年4月6日、ルワンダ大統領暗殺事件が起きた
その犯人は、少数派民族の奴らだ!とラジオが煽った
すると昨日まで友達や同僚だった人が突然 殺人者と化し、少数は民族を皆殺しに
このルワンダ大虐殺がキッカケで国際犯罪を常設の国際裁判所を設立させた
それが国際刑事裁判所
集団殺害犯罪、戦争犯罪、侵略犯罪、人道に対する犯罪などの国際犯罪を犯した個人を裁く裁判所
自国では裁けない時に国際社会が協力して裁判を行う
2011年、自国民を虐殺した罪でリビアのカダフィ大佐にも逮捕状が出ていた
先進国を含めた123ヵ国が加盟しているが、加盟していない大きな国が2つある
それはアメリカと中国
色んな場所で戦争をするアメリカは、自国の兵を他国で裁かれたくないと考えている
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