所さんの目がテン!で紹介
新規開店した店の9割が10年以内に閉店している
マーケティングの第一人者:野口智雄 教授(早稲田大学)がアドバイス
売上が悪い店の問題点は、立地、コンセプト、料理、接客
●1日の売上が2万円のスペイン料理店:Naranjaを改善した
一般的に三軒茶屋で飲食店を成立させるには1ヶ月200万円、1日6万円の売り上げが必要
立地:△→駅から徒歩7分だが、路地裏
コンセプト:×→インド料理店と間違えやすいロゴ
料理:◎→銀座で10年修業した味
接客サービス:○→スタッフの人柄が良い
さらに問題点を洗い出す
スポンサーリンク
●開放感がない
オシャレな外観、店主の一番のこだわりが入口にある大きなオレンジの扉
ドア側の窓にはこだわりのステンドグラス、窓枠に置いたビール瓶で店内が見えにくい
もう一つの窓にもびっしり書かれたメニューが目隠しとなり開放感が無くなっていた
※改善→扉を開けっぱなしにして、窓枠の飾りを撤去
●メニューが悪い
Naranjaのメニューは、前菜からメインまで順番に書かれている一般的なメニュー
パエリアがウリだが、提供まで時間がかかるので1回のオーダーで全部取ってしまうという考えだった
野口智雄 教授によると、この店で一番食べてもらいたい一番目立つところに目立つように配置する事が重要
横書きの場合は左から順番に見ていく
左上が一番よく見ることから購買される可能性が高い
※改善→売りたい物は左上に書く
●インド料理店と間違えやすいロゴ
※改善→スパニッシュなフォントとデザインに変更
●プロモーションが重要 即効性のあるチラシ配り
配るチラシは新しいロゴを強調、シンプルで目立つデザインに
店主の顔写真を載せる事で店への安心感と信用度がアップする
実利を与える→実際のお得感を演出(無料クーポン)デザートorワインの無料サービス
店の休業日にチラシを1000枚を配った
○結果
チラシを配った翌日10月30日の売上は、43610円
10月31日の売上:88430円、11月1日の売上:36070円、11月2日の売上:65350円
1日の平均売上が58365円に、1週間前に比べ 1.8倍に
スポンサーリンク
コメント